紙代やインク代などがかかってしまう
写真データをプリントアウトして保存する場合、どのようなデメリットがあるでしょうか。まず、当然のことながらプリントアウトするためのコストが発生します。業者に依頼してフォトブックを作るのであれば製本料や本の送料などがかかりますし、自分で印刷する場合でも写真用の用紙は必要になりますし、プリンターのインクなどを補充する必要があるかもしれません。プリンターがない場合は、写真データをショップに持ち込んでプリントしてもらう必要が出てきます。 また、保管場所を用意しなければならないのもデメリットでしょう。近年、購入する本はすべて電子書籍にして本棚をなくし、部屋を広く使う人が増えていますが、フォトブックを作るのであれば再び棚を用意しなければならなくなるかもしれません。

印刷後に完全な複製を作るのが難しい
デジタルの写真データと違い、完全なコピーが難しいというのもプリントアウトした場合の問題点です。たとえば、写真を印刷したあとに元のデータを削除してしまった場合、再び印刷するためにはプリントアウトしたものをコピー機で複製することになり、当然、最初にプリントアウトしたものよりも見た目は劣化します。 ただ、このデメリットは避けることが可能です。写真データをプリントアウトしても、データを消さずにそのまま残せばいいのです。そうすれば、再度、同じデータでフォトブックを作るということになっても最初に作ったものとまったく同じ画質にできます。したがって、よほど特別な事情がない限り、写真データはそのままにしておくといいでしょう。